2011年7月24日日曜日

経営方針発表会に参加

 パートさんを含めた社員総数60人前後の会社の今期の経営方針発表会が23日の16時から開催され、経営顧問という立場で出席した。

 いまの社長は2世経営者で、昨年社長に就任された40歳前半の若社長である。
今回の経営方針発表会は、現会長時代は毎年開催されていたみたいだったが、業績が悪くなってから、しばらく開催されていなかった。

 そこで、昨年、現社長に経営方針発表会は開催すべきですよと進言し、昨年復活して、今年が私が関与して2回目の参加であった。
 昨年の発表会は久しぶりということもあって試行錯誤の状況であったが、今回は時間配分もしっかりとしていて、中身も濃く、定刻の18時には終了した。

 この会社が属している業界は他業界と同様厳しい中で、2期連続増収を確保できた。まだ、決算が確定はしていないものの、利益もほぼ前年並みではないかと思う。関与した時に5ヵ年計画を策定したが、ほぼ計画通りに進行しており、この会社の取引銀行もすべて評価している。

 今後も慢心することなく、改革改善していけが生き残れる会社だと確信している。

2011年7月20日水曜日

関与先のグループ企業の業績打ち合わせに参加

 本日は15時から関与している会社のグループ会社の会議に参加。
参加メンバーは関与企業の社長、専務、経理部長、工事部長。そしてグループ企業の共同社長2名とそして私。

 このグループ会社はもう何年も赤字状態が続き、債務超過状態である。しかも、資金繰りは当然厳しく、資金不足のたびに関与している企業から借入を行い、決算期である6月にも相当な額の借入を行っている。

 こういう状況にもあるにもかかわらず、今期計画は売上においてはV字回復計画で、しかも、経費削減の計画ではあるものの、役員報酬の引き下げはわずかであった。こういった内容であったので、やわらかくも厳しい口調で、私から「今までの経営責任はどうとるのですか?今期絶対黒字にする覚悟はあるのですか?」と問いただすと、とたんに2名とも黙り込んでしまった。

 厳しい状況が続いている日本経済において、業績不振の会社が多いことは承知しており、私も関与している企業はあるが、覚悟を決めて具体的な行動を起こさなければ再生はおぼつかない。

 苦言を言うのが私の役目であるが、現状を認識しておらず、最悪のシナリオを想定しない経営者が多いのではなかろうか・・・

2011年7月19日火曜日

お客様企業のボーナス査定

 本日は3年ほど関与している卸売業の会社へ定例訪問し、8月に支給するボーナスの査定根拠について、社長と協議した。
 今日の日経新聞に大手企業の支給状況が記載されていたが、中小企業は大企業の支給額には遠く及ばない。でも、そこで働いている社員さんは一生懸命に働いている。
 私も経営職の経験があるのでわかるが、社員さんの給与をはじめとして賞与を決定するのは悩ましいものがあった。中小企業の場合、人事考課というものをしっかりとなされているところがほとんどないため、恣意的に決定されるケースが多い。
 この会社も昨年から給与制度を改定し、賞与支給にしても支給のあり方を明確にしたが、まだまだ問題点は多い。

 今月は賞与支給の時期でもあり、この問題に関しての根拠作りのアドバイスが多い。

 私もサラリーマンを経験していたので、ボーナスを貰いたいなという気持ちになる(笑)

2011年7月15日金曜日

第一四半期の業績について

本日は4~6月までの第一四半期の業績報告説明会のため、クライアント企業に訪問。
この会社はリーマンショック以降業績が急低下し、経営改善計画書の作成の支援から関与しているが、今期の第一四半期は順調に推移しており、満足な額とはいえないかもしれないが、夏季賞与が支給できそうな状況になった。

社長も先行きに関して、まだまだ楽観視はしていないものの、スタートダッシュを順調に切れたことに関しては満足の様子であった。今後もバックアップしていきたい会社である。なぜなら、社長も一生懸命であるが、社員もモチベーションが高い社員が多く、業績はまだまだかもしれないが大いに期待できる会社だと思う。

さて、日本の企業の約70~80%が赤字会社であると言われているが、再生できるかどうかは役職員の気持ちが高いか低いかで決まると私は考えている。この会社もいずれは業績回復できると信じて疑わない。

ぜひ、みなさんの会社の業績が仮に悪くとも、モチベーションの維持に努めてほしいと願うばかりです。

2011年7月10日日曜日

小郡カンツリー倶楽部のコカコーラ杯に参加

今日は小郡カンツリー倶楽部で開催されたコカコーラ杯に参加。昨日北部九州は梅雨明けしたが、やはりとても暑かった。

東南コースでのラウンドでしたが、バーディ2、パー7、ボギー4、ダボ5の42 42のトータル84というスコアだったが、ダボ5がいただけない。バーディのあとダボをたたいたし、パーをうまい具合に拾った後のダボというのもあった。ラウンド前にはノーダボを目指しているが、なかなかうまくいかないものだ。

結局、東42南42のトータル84、HD13、ネット71で10位だった。

ところで、今日のコカコーラ杯ではいつも一緒のパーティのメンバー2人が優勝、準優勝だった。ちなみに、2人のスコアはグロス90、HD28のネット62、グロス88、HD24のネット64だった。次回はHDが大幅に減ることになるだろうと思うが、2人とも今日のスコアに大満足していた。5位以内に入賞できなかったのが、自分だけだったので正直悔しい気持である。

2011年7月5日火曜日

業績が良好でも体質が甘い会社への苦言

以下の内容は業績良好でも、甘い体質の会社に苦言を呈した内容です。

今までの問題が何ら改善されていないということは、役職員11人の意識の問題ではないかと思います。自分さえよければという考えが、もしかしたら蔓延しているのかもしれませんね。

私が責任者であれば、このような体質は許せませんし、見過ごすことはありえません。なぜ、他人のことや他部門のことを思いやらないのか不思議です。

今の民主党政権と一緒で自分の立場地位を守ることにしがみつているのかもしれませんね。見て見ぬふりをしているようじゃ、いかんともしがたいのではないでしょうか。全部門で抜本的な意識改革が必要でしょう。

組織横断的な打合せをしなければ、一部門で解決できる問題ではなくなってきていると思います。

嫌われ役がいないのがネックかもしれません。
人に厳しいことや嫌なことを言うことは勇気のいることですが、なぜ、言えないのか不思議です。今の日本人全体の体質なのかもしれませんね。

環境の変化は不連続ですので、今が良くても悪い時も必ず到来します。いまこそ、厳しさが必要な時かもしれません。

私も銀行時代、コンサル会社時代、経営者時代にいろんな会社かついろんな人を観てきましたが、右肩上がりで成長してきた会社はありません。いまこそ、強固な組織というか方針が必要な気がします。

甘い体質の会社はいずれ危機に直面するのが歴史の習いです。

そうならないように体質改善していきましょう。

2011年7月4日月曜日

銀行との借換交渉

本日は5年間関与している建設業(左官業)の会社に訪問し、地場大手金融機関との借換交渉に社長とともに同席した。この会社は一番古い付き合いの会社で顧問役を引き受けている。

この会社の決算は6月で、ほぼ黒字が確保できそうである。但し、10年以上前に3期連続で大幅な赤字を計上していたため、債務超過状態からはいまだ脱却できていない。

社長の営業努力と財務リストラ等を実施してきたことにより、ここ数年最終利益段階で黒字を確保してきた。

本日は取引のない銀行の支店長と営業課長が来社され、3期分の決算書の内容についていろいろと質問された。出来るだけ社長に応えさせ、私はフォロー役に努めた。ここの支店長も課長もなかなかの好人物で、話もスムーズに展開することができたのではないかと思う。

今週中に保証協会と協議するということで、借換と真水資金総額60百万円程度の融資案件になるが、社長には制約の確率は半々であると釘をさした。

建設業は厳しい状況が続いているが、幸いなことに私が関与している他の建設会社も含めて何とか頑張っている。やはり、不況のせいにしないで前向きに取り組んでいれば何とかなるものである。