本日は5年間関与している建設業(左官業)の会社に訪問し、地場大手金融機関との借換交渉に社長とともに同席した。この会社は一番古い付き合いの会社で顧問役を引き受けている。
この会社の決算は6月で、ほぼ黒字が確保できそうである。但し、10年以上前に3期連続で大幅な赤字を計上していたため、債務超過状態からはいまだ脱却できていない。
社長の営業努力と財務リストラ等を実施してきたことにより、ここ数年最終利益段階で黒字を確保してきた。
本日は取引のない銀行の支店長と営業課長が来社され、3期分の決算書の内容についていろいろと質問された。出来るだけ社長に応えさせ、私はフォロー役に努めた。ここの支店長も課長もなかなかの好人物で、話もスムーズに展開することができたのではないかと思う。
今週中に保証協会と協議するということで、借換と真水資金総額60百万円程度の融資案件になるが、社長には制約の確率は半々であると釘をさした。
建設業は厳しい状況が続いているが、幸いなことに私が関与している他の建設会社も含めて何とか頑張っている。やはり、不況のせいにしないで前向きに取り組んでいれば何とかなるものである。
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